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高森 寛(早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)
伝統的な投資理論では、より大きな不確実性を前にするほど、将来の利益をより大きな割引率で割り引くという単純な方法で不確実性とリスクを取り扱う。リアルオプションの考え方と枠組みは、伝統的な投資理論が見逃してきた新しい価値を見出し、不確実な将来のリスクは、その扱い次第では、資産や投資案件の価値増大に寄与することを教えてくれる。本稿では、伝統的な投資理論との対比において、リアルオプションの考え方では、将来の不確実性がどのような枠組みで扱われ、また、価値付けされるかを紹介している。
1. はじめに2. 伝統的投資理論のエッセンス 2.1 割引現在価値 2.2 機会費用が価値を決めるということ3. リアルオプション・パラダイム 3.1 永久に「紙くず」で終わるかもしれない資産とその価値 3.2 オプションの正解への写像4. リアルオプション・パラドクス 4.1 伝統的NPV法が見落とす代替案:パラドクスその1 4.2 意思決定延期の価値とその意味 4.3 不確実性が大きいほどオプション価値は大きい:パラドクスその2
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