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■2008年4月16日発行
カーボンオフセット
【キーワード解説】 〜exBuzzwordsキーワード解説より〜
カーボンオフセットとは、日常のCO2排出を相殺するため植林など自然エネルギーの利用をしようという考え方や取り組みのこと。
二酸化炭素を相殺するという意味合いの言葉。
植林活動などが代表的な取り組みと言えるが、発展途上国の工場設備を二酸化炭素排出量の少ない設備に刷新することにより二酸化炭素排出量を減らすといった間接的な取り組みもカーボンオフセットの範疇になる。
http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_4126.html
【昨今の状況】
ソニーバンクは、2008年4月1日、環境保全活動の一環として「グリーン電力証書システム」を導入し、2008年4月より、使用する全ての電力(業務委託分を除く)を対象に年間110万kWh相当分の「グリーン電力証書」の発行を受けることを発表し、ソニーバンクは邦銀初の100%「カーボンオフセット銀行」として、年間約400トンの温室効果ガス削減効果をあげる見込みである、と発表しました。
近年、地球環境への関心がますます高まる中、「カーボンオフセット」という考え方を用いた取り組みが広がりを見せています。
ソニーバンクの試みは、「グリーン電力証書システム」という仕組みを利用したもので、ソニーバンクは、ソニーバンクが使用する電力相当について、自然発電での発電コストを負担するという間接的な手段により、「100%カーボンオフセット」を達成するということになります。
企業だけではなく、個人に向けた「カーボンオフセット」の商品等も展開し始めています。
昨年は、1枚5円のカーボンセット寄付金を上乗せした年賀はがきが話題になりましたが、それ以外にも、利息の一部を森林保全に活用する定期預金、旅行で移動中のバスなどから排出されるCO2量を相殺する旅行商品、光接続で発生するCO2量相当を相殺するカーボンオフセット料金を上乗せした光接続サービス、カーボンオフセット料金を(任意で)負担できる航空会社のサービス、「カーボンオフセット」が付いたバッグなどなど、「カーボンオフセット」をうたった様々な商品が登場しています。
CO2排出削減を義務づけた京都議定書の約束期間がスタートし、今後、ますますこのような動きは広がっていくことでしょう。
一方、カーボンオフセットという活動に対しては、「あくまで相場で動くCO2排出コストにどの程度の意味があるのか」「CO2削減活動の実態が見えにくい」「特定の企業がアピールのために参加しているだけでは効果は限定的」といったような見方もあります。
「カーボンオフセット」は、自分自身の活動によって発生したCO2相当量を、何らかの手段で相殺しようという一般にもわかりやすい概念であり、うまく一般に普及することができれば、相当な効果が期待できる可能性を秘めていると感じています。
そのためには、個人個人の環境に対する意識を高め、「カーボンオフセット」という考え方や取り組みを広く周知する動きが必要でしょう。
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