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■2008年1月23日発行
コーポレートブランド
【キーワード解説】 〜exBuzzwordsキーワード解説より〜
コーポレートブランドとは、製品やサービスのブランドではなく、企業名そのものに対するブランドのこと。
企業ブランドと呼ばれることも多い。
コーポレートブランドは、その企業が持つイメージや信頼度からなり、企業の重要な競争力の源泉の一つとされる。
コーポレートブランドに対し、製品に対して設定されるブランドを製品ブランド、プロダクトブランドと呼ぶこともある。
http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_3980.html
【昨今の状況】
松下電器産業は、1月10日、子会社やグループ会社を含む「松下」の社名を製品のブランド名として使ってきた「パナソニック」に変更すること、「ナショナル」ブランドを廃止して、「パナソニック」に統一することを発表しました。
松下電器産業の大坪文雄社長は、このブランド変更について、「ブランド統合によるグループの結束強化」を理由としてあげています。
従来から、「松下電器のグローバル・ブランド戦略(「パナソニック」「ナショナル」のブランド混合)は、不効率であり失策だ」という指摘があったのは事実であり、この動きは、驚きに値するものではないかもしれませんが、「松下」「ナショナル」というブランドに親しんできた日本人としては、少々感慨深いものがあります。
日経BPで定期的に行っているWebブランド調査2007年年間ランキングでは、「パナソニック」が28位、「松下電器産業」が35位、「ナショナル」が38位にランキングされており、いずれのブランドも日本では非常に深い浸透度を持っていることが伺えます。
ブランド統合がうまくいけば、「パナソニック」ブランドのより一層の強化、広告宣伝費の効率化が成功する可能性も秘めていると言えますが、(少なくとも日本では)強いブランド力を持つ「ナショナル」ブランドの落ち込みを招いてしまう可能性も否定できません。
一般にブランドは、企業名に対する「コーポレートブランド」と製品に対する「製品ブランド」に分類されます。
コーポレートブランドは、その企業のイメージや信頼度そのものであり、企業にとって重要な競争力の源泉です。
コーポレートブランドをどのように築いていくかは、企業にとって極めて重要な戦略であり、その意味でも今回の松下電器の決断は注目に値します。
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