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■2007年6月27日発行
AISAS
【キーワード解説】 〜exBuzzwordsキーワード解説より〜
AISASとは、消費者行動モデルの一つで、消費者の購買に係わる行動を[Attention(注意喚起)][Interest(興味)][Search(検索)][Action(購買)][Share(情報共有]という5段階で示したもの。
もっとも代表的な消費者行動モデルとしては、AIDMA(アイドマ)があげられるが、インターネットの普及・一般消費者からの情報発信の発展に伴い、消費者の行動モデルが変化しているという問題意識から生じた消費者行動モデルがAISAS(アイザス)である。
AISASモデルでは、ネット購買では即座に欲しいモノが買えるため、AIDMAモデルのMemory(記憶)のプロセスが抜け落ち、、代わって「検索」と「情報共有」とが購入決定の要因として重要視されている。
http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_3597.html
【昨今の状況】
解説文にもあるとおり、これまでの代表的な消費プロセスとしてはAIDMAモデルが有名です。
AIDMAとは、Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字で、マーケティング上この5つのプロセスにどう訴えかけるかが重要とされています。
一方、ブログやSNSの急速な普及に伴い、消費者はモノやサービスを売る側の情報発信(いわゆる広告)を重視しなくなり、一般消費者(モノやサービスを買う側)の意見や情報をより重視するようになってきています。
いわゆるパワーブロガー(特定のモノやサービスに対して強い影響力を持つブログを提供する人たち)などがもてはやされているのもその象徴といえます。
消費者の情報収集手段が多様化し、消費者からの情報発信がモノやサービスの人気を大きく左右するようになり、企業としては、マーケティング戦略の立案にあたって、従来のAIDMAではなく、AISASに視点が移っているといえます。
具体的には、一般消費者を巻き込んだ販促活動の展開(ブログへの商品紹介を斡旋するプロモーション活動等)、SEO対策の重視、バズマーケティング(口コミマーケティング)の試行などがこの一例といえるかと思われます。
ただし、本質的にはAISASモデルにおける2つのS(Search[検索]とShare[情報共有])は企業側からはコントロールできないものであり、企業は本質的には顧客満足度を高める以外、2つのSへの対策方法は無いということになります。
さらにパワーブロガーに代表されるような消費者側からの情報発信機能がより広く認知されるようになると、AISASの最初のA(Attention(注意喚起))すらも企業からコントロールできなくなってくる度合いが高くなってくることも予想されます。消費者が、モノやサービスを選択するにあたって、企業の広告を無視し、一般消費者からの情報発信によって自分の欲しいモノを探すようになれば、いわゆるマス広告はその役割を低下させていくことになるからです。
まさに消費者優位のマーケットが確立されていく仮定にあるといえる現象です。今後、ますます、ただ売ることを考えたマーケティングは通用しなくなり、顧客満足度をいかに高めていくかが本質的なマーケティング活動ということになっていくことでしょう。
関連用語:
ブログ:http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_999.html
SNS:http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_1758.html
パワーブロガー:http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_3598.html
SEO:http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_1745.html
バズマーケティング:http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_3148.html
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