キーワード検索

全て キーワード マテリアル
   
メールマガジンバックナンバー

exBuzzwordsから会員の皆様へ不定期で発行しているメールマガジンのバックナンバーです。 メールマガジンご希望の方は、トップページより会員登録をお願い致します。

exBuzzwordsのメールマガジンの内容及び会員登録については、こちらをご参照ください。

■2007年4月19日発行

京都議定書

【キーワード解説】 〜exBuzzwordsキーワード解説より〜

京都議定書とは、1997年12月に京都で開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3、京都会議)において採択され、先進国及び市場経済移行国の温室効果ガス排出の削減目的を定めた議定書である。
地球温暖化の原因と考えられている二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六フッ化硫黄について、先進国各国の削減目標を定めており、1990年の排出量を基準として、2008年〜2012年の間に削減目標達成を目指す。主要各国の削減率は、日本:−6% 米国:−7% EU:−8% カナダ:−6% ロシア:0% 豪州:+8%  NZ:0% ノルウェー:+1% となっており、全体では平均5.2%の削減を目標としている。

 

http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_3521.html

 

 

【昨今の状況】

21世紀以降、地球温暖化が大変深刻な問題として取り上げられていますが、1997年12月に採択された京都議定書は、この地球温暖化問題に対し人類が中長期的にどのように取り組んでいくのかという具体的な目標が定められたものとして高く評価されています。しかし、実際の取り組みについては疑問視される部分が多く、EU などの西欧諸国が削減効果をあげているのに対し、日本ではむしろ排出量が年々増加しており、未だ効果的な対策を実施できずにいます。特に自動車からの二酸化炭素排出量の増加は著しく、環境税の適用等が検討されています。

 

トヨタ自動車は、エコカーの先駆けとして1997年にハイブリッドシステム搭載車としては業界で初となる「プリウス」を発売しました。ハイブリッド車は、ガソリンエンジンと電気モーターの2つの動力源を使い、通常走行時はガソリンエンジンで走りながらバッテリーに充電し、発進や加速時には電気モーターに自動的に切り替えて充電した電力を使用する仕組みになっています。電気モーターを利用する分ガソリンの消費が少なく、排出ガスを減らす効果があり、自動車からの二酸化炭素排出量を削減することは日本全体の排出量削減への大きな影響力があるので、ハイブリッド車の普及による効果が期待されています。

 

日本以外でも、アメリカでは環境問題への関心の高まりや原油高を背景に近年ハイブリッド車の普及は急増しており、また、ハリウッドスターの多くが愛用したことも後押しとなって、「プリウス」を始めハイブリッド車はセレブステイタスを持つようになっています。また、アメリカの一部地域の高速道路では、カープルレーンという自動車1台に2名以上が乗車している場合に走行できる優先道路が設けられていますが、ハイブリッド車で登録のあるものについてはこの優先道路の走行が許可されており、ハイブリッド車の人気に拍車がかかっているようです。

 

このように、ハイブリッド車の利点が高く評価され、トヨタに続いて日本国内外の自動車メーカーで開発、生産が進んでいます。しかし、電力の利用により燃費は向上されるものの、そもそも自動車本体の価格が高くメンテナンスにも費用がかかるため、コストパフォーマンスが悪いという声や、商品のラインアップが不十分であり、欲しい車種がないというマイナス面の指摘もあります。ハイブリッド車が益々普及する為には、本体価格とメンテナンスコストを含めたトータルでのコストダウンを進め、多くの車種に搭載できるようなシステムの小型化、軽量化を進める必要がありそうです。

 

暖冬、台風、地震、竜巻など、昨今の異常気象や自然災害はもはやテレビの中だけの話には留まらず、我々の日々の生活にも直接関わってくる大きな問題となっています。こういった環境ニュースを目にする度に、各々が自覚を持って日々行動しなければならないということを、改めて考えさせられるところです。

 

(参考用語) エコカー

http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_3345.html


メールマガジン バックナンバーリスト

スポンサースペース
スポンサーバナー
プライスウォーターハウスクーパースHRS
日本能率協会コンサルティング
Google
Amazon.co.jp のロゴ